梅雨明けは？

　夏の青空はいつ頃見られるんでしょうか...?
ほんのひと時光が射しても、またすぐに遠くの景色は霞んでしまいます。
雨が降るのか降らないのか、もどかしい一日の時間が過ぎるのが遅いこと。
そろそろ夕方かと思うような、明るくもなく暗くもない空の色を
朝から日が暮れるまで感じ続ける憂鬱さ。

その鬱々とした気分を吹き飛ばしてくれるのは...
そう考えてふと思い浮かんだ顔は　～

新聞屋さん。

いつも見かけるたびに新聞をのせたバイクを飛ばし...ではなく、
バイクを止めて誰かと話しをしている姿。
オジサンとだったりオバサンとだったり、その相手はその都度変わり、
変わらないのは、新聞屋のお兄さん（そろそろおじさん？）の
てかてか光る日に焼けた笑顔。
時々バイクに大きな荷物を引っかけていることがあります。
更新のお願いに走りまわり、バイトがへまをしたと言っては
頭を下げて廻る毎日。
それでもいつも笑顔は晴れている。

ある年の夏休みの時期、通りすがりに合った時に更新のお願いをされました。
「後で伺いますから～。あっ今日はイケメンが行きますのでよろしくお願いしますね～」
なんのことやらと思っていたら、ほんとにうちに女の子のような顔をした
男の子がやって来ました。
夏休み中のバイトの子のようで、
「更新のお願いにきました」
「今回も前回と同じでいいですか」
それを言うのが精一杯の様子。
顔は緊張の混じった笑顔。
かろうじて笑顔と呼べる表情を崩してしまう前に、
早く帰してあげなくてはなんて思い、ささっとサインをして
更新作業を終了しました。
（もしかして、更新を渋る人がいるから、
これが新しい作戦かと思ってみたり）

いつもの３ヶ月ごとの更新も面倒になってきたので、
半年にと考えていたんだけれど、それはまた次回へと延びることになりました。
やっぱり晴れた笑顔でありがとうと言われた方が
気持ちが良いような気がしたから。。。

（作戦だとしたら失敗。でも現状維持ということで
合格点でしょうか^^?)